将棋の神様〜0と1の世界〜

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」&「チェスクロイド」作者がおくる、将棋コラム

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App Storeのチェスゲームアプリ覚書

2008/02/09のエントリー「ネットワーク対戦将棋アプリ構想雑記」にて、「App store*1上にはまだまともなチェスアプリは無い」、と述べた。あれから9ヵ月。不十分な点はまだあるものの、かなり良いチェスアプリが出てきているようだ。 Chess With Friendsで…

将棋界における「群衆の叡知」とは

「群衆の叡知」 梅田望夫さんのブログのエントリーに、興味深いエピソードが載っていた。 控え室でも「パリでスパゲティ・ナポリタンかあ」と少し話題になったが、ほどなく「2ch」でも「なんで、パリでナポリタン食ってんの」という書き込みがあって軽く盛り…

「ハイビジョンサウンド会議」に参加してきた

2008/10/14のエントリー「「ハイビジョンサウンド会議」に参加するので予習してみた」の通り、予習して臨んだわけだったが・・・私が想像していた主旨と違っていた。内容の良し悪しじゃなくて、主旨の問題。私が構えすぎた(苦笑)。 想定していた内容 私が…

「ハイビジョンサウンド会議」に参加するので予習してみた

いつものエントリーとは毛色が違い、オーディオシステムの雑記。 「ハイビジョンサウンド会議」とは 先週「IDEA*IDEA - 百式管理人のライフハックブログ」様で、個人的に興味のあるイベントが紹介されていた。 最近のAV機器に関しては映像まわりの進化がめざ…

シンプル電子楽譜を見て思うこと

バッハの電子楽譜 私は普段クラシック音楽を全く聞かない。「のだめカンタービレ」をテレビで見たときは、聞き始めようかな、と思ったものだが、結果的には何も変わらなかった。だが今、本を読みながら何故か突然「BGMにバッハでも聞くか」と思い立ち、Youtu…

100年インタビュー(ゲスト:羽生四冠)でコンピュータ将棋の話、とその考察

「100年インタビュー − BSオンライン」2008年10月、ゲストに羽生善治名人をむかえたインタビューの中で、コンピュータ将棋に関する話があったようだ。 番組を見ていない私は、本当に将棋ファンそして将棋ブロガーなのか、という自己嫌悪はさておき・・・*1。…

ワリオランドPR動画を見てインスパイアされること(覚書)

まずはこの動画を最後まで見てみよう。こんなことできるのだなぁ。 「YouTube - experiencewii」 技術的な解説や参考例が以下のサイトで行われている。 「AS3 Flash Physics Engine Box2DFlashAS3 2.0.1」(物理演算シミュレーションのサンプル) 「ワリオラ…

将棋界のブロゴスフィアってどんな構造になっているのだろう?

「ブロゴスフィア(ブログスフィア)」とは ほとんど誰もこの用語を知らないと思うので、はじめに、「ブロゴスフィア」の定義について説明しておく。 ブロゴスフィア(Blogosphere、ブログ圏)とは、全てのウェブログ(ブログ)とそのつながりを包含する総称…

将棋ポータルサイト?「将棋.in」

「将棋」というキーワードで、いくつかのWebサービスのAPIを利用・マッシュアップして表示するサイト「将棋.in」というページができた模様。「将棋.in」役に立つのかどうか、自分が定期的に参照する巡回ページが1つ追加になるのかどうか、今のところわから…

控え室中継

こんな試みが行われているのか。なるほど。 昨日の第21期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局で、新しいネット中継の試みが行なわれた。それは、控え室の様子を Stickam を使い、生で音声無しで(当初は音声を拾っている時間もあったらしい)流しっ放しにするとい…

「2in1ブログ」サービス案

「2in1ブログ」サービスとは 2008年8月時点で、ご覧の通り、当ブログは 左カラム・・・将棋関連のブログ。メインコンテンツ。 中央カラム・・・カレンダー、「最近のコメント」などのモジュール類配置スペース 右カラム・・・将棋以外のブログ(「はてなハ…

検索動機解析を利用したパーソナライズ検索の質向上について

Microsoftの検索結果にWikipediaの記事が統合される日がくるらしい 2008/08/20のエントリー「いつかKnolがWikipediaを殺す、かも」の続き。 本題の前に補足事項を。上記エントリーにて、 Googleは、これまでのテキスト検索結果だけでなく、画像や動画の検索…

いつかKnol(by Google)がWikipediaを殺す、かも

ずっと昔、「勝手に将棋トピックス」(id:mozuyama)様で時々紹介されていた伝説的(?)エントリー、「今日のリファラ」(例:「今日のよくわからないリファラ - 勝手に将棋トピックス」)。サイトに訪れる際に閲覧者が利用した、筆者が予測しなかった検索…

フラ盤更新 バージョンβ0.5に

私の別管理ブログ「三間飛車のひとくちメモ 更新履歴帳」に書いた内容を、こちらにも転記しておきます。「フラ盤」を更新しました。バージョンはβ0.5としました。変更点は下記の通り。 編集局面や途中局面からのKIF形式棋譜ファイルの再生に対応。 CSA形式の…

ネットワーク対戦将棋アプリ構想雑記

たとえば2つのチェス・アプリを例に考えてみよう。どちらもマルチプレイヤー・ゲームをサポートしていないし、iPhone以外の端末上のプレイヤーと戦う機能もない。その場にいる友達とチェスをすることができる。ただそれだけだ。たとえば、遠く離れたワシント…

対局中継サイトにスコアボードを置く案

この案、いいですね。手番、駒割、攻撃陣、守備陣等を、スコアボードとしてまとめて表示する案。とても「キャッチー(Catchy)」だ。→「対局中継と普及 - 将棋思録〜あり得べき世界の、そのあり得べき理由について、問う。」上記エントリーを読んでいて、ス…

マルチタッチ技術と将棋ゲーム

「マルチタッチ技術」の画期的実用例に期待 LUNARR高須賀宣氏とUEI清水亮氏の対談より。 マルチタッチの処理ってやっぱりけっこう大変で、5点同時に認識できるんだけどいったいそれで何をしたらいいの? とか。手の向きを判別する手段にしたり、手の重心を求…

世界初の「2in1ブログ」構想、失敗→成功!

タイトルの「世界初」は、まだ「2in1ブログ」というtrademark(登録商標)が登録されていない(はず)、また、ググっても見つからない、という意味で。別に「ダブルブログ」でも「デュアルブログ」でもいい。 はてなハイクを第2のブログ表示用として使い始…

「テレビとネットの近未来カンファレンス」に参加してみる

「CNET Japan」を見ていて、 「第12回テレビとネットの近未来カンファレンス 〜 これからはじまる本当の”テレビ進化論” 〜」 というイベントがあることを知った。ほとんどノリで申し込んでみた。仕事と関係なく、個人的に。今からパネラー陣の書籍等を読んで…

Twitterをはじめてみた

「Twitter」・・・Twitterホームページ 「Twitter - Wikipedia」・・・Twitterの解説 "thirdfilerook"というアカウント名です。「です・ます」口調でいきますので怖くないです(笑)。お気軽にコメント下さい。といいつつ私自身コメントの出し方がよくわかり…

ホームページ更新来歴 開発ツール編

続いて、「開発ツール」編。ホームページやブログの作成・更新・ネタ収集にあたり便利なツール集を紹介しておく。参考になれば幸いだ。なお、開発ツールといっても大袈裟なものではなく、ただ単に情報収集ツールも含む。 ところで遠山雄亮四段のブログで2008…

ホームページ更新来歴 ユーザインターフェースツール編 その2

「その1」の続き。 FLASH(2004〜) 参考:「Adobe Flash - Wikipedia」 「フラ盤」を作るのに利用している。FLASHはたしか2000年頃から使い始めた。軽快なアニメーションが簡単に作れることに、衝撃を受けたのを覚えている。ところで、下記のニュースはFLA…

ホームページ更新来歴 ユーザインターフェースツール編 その1

「三間飛車のひとくちメモ」大幅変更計画中 ご存知の通り(?)、私は「三間飛車のひとくちメモ」というホームページを運営している。このブログは、そのホームページ内の1コンテンツ、という扱いとなっている。2003年3月から開始して、途中2006年後半辺り…

横スクロールできるJavaScript「bookreader.js」の考察(実用例付き)

長文サイトに最適「bookreader.js」 Webページは縦スクロールして読むのが一般的だが、横スクロールして表示してくれるJavaScriptもある。それが、「bookreader.js」だ。 bookreader.jsのメリット 一般的なWEBページの画面構成は縦スクロールが基本です。し…

「梅田望夫氏の棋聖戦観戦記」の観戦記

2008/06/09のエントリー「オバフィフ(Over 50)層を、将棋に再注目させるには」にて、「梅田望夫氏(id:umedamochio)の棋聖戦観戦記の観戦記を書いてみる予定」と宣言していたわけだが、遅ればせながら形になった。 梅田氏の観戦記一覧は下記のページにま…

オバフィフ(Over 50)層を、将棋に再注目させるには

50歳以上のネットユーザーの利用動向は・・・ 今月はじめ、50歳以上の方々のインターネット利用動向が記事になっていた。 上位10ドメイン中、実に7ドメインが証券取引関連という結果となった。(中略)旅行関連サイトも証券取引関連に次いで上位に見られる。…

将棋界も、「マドンナのビジネスモデル」の採用を進めたほうがよいかも

最近の音楽業界 近年音楽業界が様変わりしていることは、消費者の立場としておおいに実感するところであろう。 CDが売れなくなった。 オンライン有料配信(「iTunes」や各種着うたサイト)の売り上げ規模が大きくなった(参考:『米アップル「iTunes」…

Dimp―画面内の対象物をつかんで動かせるビデオプレイヤー

すばらしいアイデアを思いつき、そしてそれを実現させてしまう若者達がいるものだ。 DimPは「直接操作」できるビデオプレイヤーだ。つまり、シークバーを動かす代わりにユーザーが画面内の対象を直接つかんで動かすことによってビデオの早送り、巻き戻しがで…

棋譜を投稿してコメントを付け合うコミュニティにプロ棋士も参加してほしい

2008/04/28のエントリー「高機能将棋棋譜ビューアー構想 - 将棋の神様〜0と1の世界〜」で述べた構想を拡張してみる。 ベースは、「ニコニコ動画」−「動画」+「棋譜」。これだけだと身も蓋もないアイデアだ。これにプラスして、「将棋世界」誌で連載されて…

BGM付きフラ盤テスト中

BGM付きフラ盤をテスト中です。興味のある方はご覧下さい。ブログに貼るのでなく、個人ホームページ等に貼るならば、音声出る/出ないの問題は皆無のはず。ブログはいろいろと厄介だ。難しい。→「BGM付フラ盤テスト - livedoor Blog(ブログ)」 なお、「ITm…