将棋の神様〜0と1の世界〜

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」&「チェスクロイド」作者がおくる、将棋コラム

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ホームページ更新来歴 ユーザインターフェースツール編 その1

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三間飛車のひとくちメモ」大幅変更計画中

ご存知の通り(?)、私は「三間飛車のひとくちメモ」というホームページを運営している。このブログは、そのホームページ内の1コンテンツ、という扱いとなっている。2003年3月から開始して、途中2006年後半辺りから1年半位ほとんど更新していない期間があった(このブログの「記事一覧」を見れば一目瞭然)ものの2008年頭ごろから復活し、現在にいたる。
この間、いろいろなユーザインタフェースツールと開発ツールを用いてきた。

現在、「三間飛車のひとくちメモ」のほうに大きな変更を加える計画を立てている(このブログは変わりません)。そこで、これまで用いてきたユーザインタフェースツールと開発ツール利用来歴を、解説付きで一度まとめておこうと思う。まずは「ユーザインタフェースツール編 その1」から。

ユーザインタフェース」とは、具体的には「ユーザインタフェース - Wikipedia」で示されているような意味だが、ここでは単に「ホームページ閲覧者から見えるコンテンツ」という意味で用いている。

無料ホームページスペース(2003年3月〜)

「AAA! CAFE無料ホームページスペースサービス」というところのスペースを使っている。CGIも使用可能で、そのためにここを選んだ。しかし現在は新規募集を一時停止中とのこと。
「ホームページ」の定義はとてもあいまいだが、ここでは「ホームページ - Wikipedia」でいうところの「個人が運営するウェブサイト。(通常、ブログは含まない)」の意味で用いている。

無料ホームページスペースといえば、最も有名なのは「Yahoo!ジオシティーズ」だろうか。大手ポータルサイトは軒並み無料ホームページスペース提供を行なっている。始めてみたい方はお好みのところを選べばよいだろう。
ただし最近はブログのほうが一般的かもしれない。ホームページ作成の場合、基本的に「デザインテンプレート」が用意されておらず、かなり頑張らないとデザイン的にブログを上回るものは作れない。また、うまく作っておかないと(デザインとコンテンツをそれぞれCSSXHTMLを用いて分離した構造としておかないと)、更新・メンテナンスが大変。
とはいえホームページには、コンテンツを時系列的でなく、データベース・アーカイブ的にまとめることができるという特徴がある。「三間飛車のひとくちメモ」はアーカイブ的にまとめるべき内容なので、ブログに移転するようなことはしない。

CGI日記帳(2003年3月〜)

「最近のひとくちメモ」に利用。「Perl CGI's By Mrs. Shiromuku」様から入手したCGI日記帳「shiromuku(n)DIARY」を用いている。
局面図を貼り付けて、観戦記を書くスタイル。ホームページ開設当初は、サイト内コンテンツはこれしかなかった。

幻に終わったブログ(2003年3月)

実は、はじめはブログを用いて上述の「最近のひとくちメモ」を実現する予定だった。が、当時日本のブログサービスを見つけられず(1年後の2004年3月ですら、ブログの利用度・知名度「こんな程度」)、アメリカの「Blogger」に登録して試用してみた。しかし、画像が貼れなかった(昔は今よりももっともっと容量制限が厳しかった。ただし私が機能に気付いていなかった可能性はある)。つまり盤面図を貼れないということになるので、観戦記が書けない。それでは意味が無いのでBloggerはやめ、上記のCGI掲示板を使用したのだった。

CGI掲示板その1(2003〜2006?)

更新履歴帳として利用していた。「:: KENT WEB」様から入手したCGI掲示板を用いていた。スパム投稿がひどくなったのでたしか2006年で終了。

ブログその1(2003年12月〜)

このブログ。ご覧の通り「はてなダイアリー」を用いている。

最近ブログに関する興味深いデータが公開になったので、紹介しておく。


1カ月に1回以上記事が更新されるアクティブなブログの数は約300万で、全体の2割弱にとどまった。(中略)
広告目的のスパムブログが目立つようになり、アクティブブログの12%を占めていた。


アクティブブログ数が、2006年始め辺りから綺麗に一定数(300万位)に落ち着いている。ちなみに、「将棋 - Wikipedia」では下記のように述べられている。


将棋人口の推移
レジャー白書 2007』(財団法人社会経済生産性本部)によると、1年に1回以上将棋を指す15歳以上のいわゆる「将棋人口」は、1985年度の1680万人から、2005年度840万人、2006年度710万人と大幅に減少し、漸減傾向が続いている。

等価に考えてよいとは全然思わないので不毛かもしれないが、一応単純に数値を比較しておくと、「将棋」が2007年でたったの710万人しかいないのであれば、「アクティブブログ数300万」というのは結構多いな、と感じた。大手ポータルサイトは軒並みブログサービスを提供しているし、ブログを見て楽しんでいる人が非常に多いことから、ブログツールは完全に「キャズム」越えを果たしているといえる(「その2」で紹介する「Wiki」とは大違い)。
参考:上地雄輔オフィシャルブログ「神児遊助」

若者に人気のタレント上地雄輔さん(29)のブログ「神児遊助」が、1日当たりのユニークユーザー(読者)数23万人を記録し、世界一としてギネスブックに認定された。

日本の活字文化は正しい方向に進んでいるのだろうか・・・(人のことは言えないけど)