将棋の神様〜0と1の世界〜

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」&「チェスクロイド」作者がおくる、将棋コラム

//移転しました。

フラ盤更新 バージョンβ0.5に

//移転しました。

私の別管理ブログ「三間飛車のひとくちメモ 更新履歴帳」に書いた内容を、こちらにも転記しておきます。

「フラ盤」を更新しました。バージョンはβ0.5としました。変更点は下記の通り。

編集局面や途中局面からのKIF形式棋譜ファイルの再生に対応。

CSA形式の棋譜ファイルでは本機能は以前から可能だったのですが、このたびKIF形式でも同様の機能を追加しました。
なお、指し手が分岐する棋譜には相変わらず未対応です(本筋のみ再生可能)。

盤が反転した状態を初期状態とできる機能を追加。

自分が後手番で対局した棋譜を公開したい際に、本機能は役立つのではないでしょうか。
貼り付けタグで、

  param name=FlashVars value="kifuName=kif_sample1.kif"

のような箇所がありますが、この「.kif」(リストファイルの場合は「.txt」)の後に、「&reverse=true」を追加してください。

  例:param name=FlashVars value= "kifuName=kif_sample1.kif&reverse=true"

駒落ち棋譜で、上手名、下手名が表示されない不具合を修正。

元々、対局者名は「先手:」「後手:」という文字列の後にしか来ないと想定しており、「上手:」「下手:」で始まる行を無視していたため、不具合が起きていました。

(A)ボタンを追加し、このボタンを押すとアニメ速度切換バーが表示されるように仕様変更。

表示スペースの都合上、はじめから表示させておくことができなくなったためです。

1手毎にBGMを付加する機能を追加。

盤反転機能と同様の箇所に、「&bgm=true」を追加すると、フラ盤に音量バーが表示されます。(このタグを追加しない場合、音量バーは表示されませんし、以下のmp3コメントは無視されます。)

  例:param name=FlashVars value= "kifuName=kif_sample1.kif&bgm=true"

続いて、フラ盤や棋譜ファイルと同じフォルダにmp3ファイルを置きます。例としてファイル名を「test.mp3」「tyuban.mp3」「end.mp3」としておきます。
続いて、再生したい棋譜ファイル中で、上記のmp3ファイルを再生したい箇所に、コメントを付ける要領で「'test.mp3」(CSA形式の場合。KIF形式の場合は「*text.mp3」)のように書いておきます。

  KIF形式の場合の例:
    手数----指手---------消費時間--
    1 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00)
    *test.mp3
    2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00)
    3 6六歩(67) ( 0:00/00:00:00)
    4 6四歩(63) ( 0:00/00:00:00)
    *tyuban.mp3
    5 7八飛(28) ( 0:00/00:00:00)
    6 6二飛(82) ( 0:00/00:00:00)
    7 6八銀(79) ( 0:00/00:00:00)
    8 4二玉(51) ( 0:00/00:00:00)
    *end.mp3

こうすると、1手目着手時test.mp3が再生開始します。1手目から3手目までこのBGMが流れます。4手目着手時、test.mp3の再生が終了し、tyuban.mp3が再生開始します。4手目から7手目までこのBGMが流れます。8手目着手時、tyban.mp3の再生が終了し、 end.mp3が再生開始します。

なお、手を戻した場合、例えば4手目(tyuban.mp3再生中)から3手目に戻したときは、tyuban.mp3の再生が終了しtest.mp3が再生開始します。

初手前のmp3コメント記述は無視します。すなわち、初期局面(1手も再生していない状態)で音が鳴ることはありません。Webページを開いた直後にBGMが再生されるのは、Webリテラシー上良くないと考えたためです。

参考例

下記URLでBGM付フラ盤の例を載せています。

  →「BGM付フラ盤」

ストリーミング再生ではあるのですが、私の環境で再生すると、例えば1手目着手後BGMが流れ始めるまでに2秒くらいかかってしまいます。ファイルサイズが大きいBGMですと、仕方がないでしょう。
BGMが流れない方がいらっしゃいましたらご連絡いただけると幸いです。