「萌えるチェスクロック」発売
棋士や声優の声が出る対局時計
いつかは出るかも、と想定の範囲内だった商品が、実際に発売になった。
商品の説明
棋士さんや声優さんの声が出る対局時計(チェスクロック)です。将棋、囲碁、チェス、オセロ、バックギャモンなどの公式大会ではもちろん、TCGやボードゲームで利用しても楽しめることうけあいです。
秒読みなどの読み上げだけでなく、対局前後のあいさつにも適用されるようだ。
Amazon掲載の画像に載っている情報によると、様々な対局ルールに対応している。読み上げをしてくれる棋士と声優の名前も載っているのだが、画像が小さくてよく見えない。販売元のWebサイトを少し探してみたのだが、見つけることができなかった。詳細情報が載っているサイトがあるとよいのだが。
値段は12,600円と、通常の対局時計(下図)よりもさらに数千円高い。「萌え」分にそれだけの価値を見出せれば、買いといえるだろう(対局ルールが通常の対局時計よりも豊富なところもセールスポイント)。余談だが、載っているイラストは個人的には上手いとは思えない。
関連エントリー
- 対局時計(チェスクロック)について、一言物申す(2008/11/24のエントリー)
- Android向け対局時計アプリ「チェスクロイド」をAndroid Marketに登録しました(2010/09/20のエントリー)
- おかげさまで、4000ダウンロードを突破しました。
「三間飛車のひとくちメモ」を移転しました【2017年8月更新】
2011年10月 引っ越し完了(旧館)
「三間飛車のひとくちメモ」の移転作業が完了しました。同サイト内にあった「フラ盤のページ」などもすべて移転しています。見た目は全く変えていません。
2017年8月 再移転しました
「三間飛車のひとくちメモ」を再移転しました。
戦法ごとのひとくちメモの記事を、順次旧館から新館に移行中です。
ただし、フラ盤、チェスクロイドのページは移行せずそのまま残す予定です。
戦法ごとのひとくちメモの記事を新館にすべて移行し終わった後は、「三間飛車のひとくちメモ 旧館」という名称を見直すかもしれません。
新館は「はてなブログ」を利用
新館は、この「将棋の神様〜0と1の世界〜」と同じく、「はてなブログ」を利用しました。
hatenablog.com
旧館は「ジオシティーズ」を利用
ホームページサービス「Yahoo!ジオシティーズ」を利用しました。
「勝手に将棋アンテナ」運用終了
将棋ファンに馴染みの深かった「勝手に将棋アンテナ」が、設置元の「I know.」のサービス提供終了に伴い9月30日をもって運用終了した。
今風の言葉でいえば、「フィード(または特定のサイト)のキュレーション」がアンテナ、「1つ1つのパーマリンクのキュレーション」がTwitter、といったところだろうか。
2004年10月から7年近くにわたって運用してきた勝手に将棋アンテナを、2011年9月30日をもって終了します。これは、アンテナの運営元が無期限休止を発表したためです。どのくらいの数の方々にご利用いただいていたのかわかりませんが、10月以降は別のサービスをご検討ください。
(中略)
アンテナという仕組み自体も、Feedが出てきてTwitterが出てきてという中で完全に過去のものになった感があります。とはいえ、新聞社のページなどの更新を把握するには、いまだにもっとも手軽なツールかもしれませんので、やはり残念です。
前者は森の中でおすすめの木を紹介するサービス。基本的に木を紹介しておしまい。
後者は森の中でおすすめの葉っぱを紹介するサービス。何と言っても数が多く、葉っぱがどんどん生えてきて投稿が永遠に枯渇することがない。
前者もそれなりに需要があったと思うが、投稿者以外は閲覧するのみなので、盛り上がっている様子が見えない。マネタイズに結びつかず終了といったところか。
このブログも「勝手に将棋アンテナ」に登録していただいており、アンテナ経由のアクセスも数多くあった。とても残念だ。余談だが、同様のサービスである「はてなアンテナ」に移転することはできないのだろうか?
「AAA! CAFE - 無料ホームページサービス」や「I know.」だけでなく、最近はWebサービス提供終了のニュースが目立つ気がする。Googleも先日10個のサービス提供終了を発表した。
私はこれらのうち「Google Notebook」を利用していたのだが、とりあえず「Google Docs」に移転した。
今年はWebサービスが淘汰される1つの区切りの年なのかもしれない。
「三間飛車のひとくちメモ」を移転します
「フラ盤のページ」も移転します
「三間飛車のひとくちメモ」を設置していた「AAA! CAFE - 無料ホームページサービス」が12月1日をもってサービス提供を終了してしまうということなので、「三間飛車のひとくちメモ」、およびその中で運営していた「フラ盤のページ」を別のホームページサービスに移転します。
移転完了次第またお知らせします。
→移転しました。
定跡書+PCソフト「最強将棋 激指スペシャル」発売
定跡書+PC将棋ソフト「最強将棋 激指スペシャル」
書籍とPC将棋ソフト(CD-ROM)が一組になった、将棋界では珍しい商品が発売された。
最強将棋 激指スペシャル | |
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内容紹介
最強将棋ソフト「激指」と所司七段の定跡百選が合体!!
本商品はPC将棋ソフト「激指9」(2009年12月発売 12,800円税別)と所司和晴七段による書籍「定跡百選」を併せ、お求めやすい価格で発売するものです。
価格は3990円。将棋書籍はたいてい1500円くらいなので、激指9を2500円相当で購入できる価格といえるので、非常にお買い得だ。
単に私が忘れているだけの可能性も高いが、CD付きの将棋本(というべきか、書籍付きのCDというべきか)といえば、コンピュータ将棋関連の書籍(「コンピュータ将棋のアルゴリズム」など)を除けば「将棋倶楽部24万局集」シリーズしか思い当たらない。
最強の棋譜データベース (将棋倶楽部) | |
久米 宏 成甲書房 2004-09 売り上げランキング : 523470 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「定跡道場」やテレビゲーム機向けを除く本流の最新版は、昨年末に発売された「激指10」(下図)だが、2009年年末に発売された「9」でも実力的に支障がないのは、一度でも最近の将棋ソフトと対戦したことがある方ならば身に染みてご存知だろう。
将棋ワールドチャンピオン 激指10 優勝記念版 by G-Tools |
100個の定跡を紹介
書籍では、見開き2ページで1つの定跡(戦型)が取り上げられており、合計で100個にもなる。トータルのページ数は、一般的な定跡書と同等。100個もあれば、全戦型をひと通り(いや、100通り)チェックできるといえるだろう。ただしそれぞれたった2ページなので、もちろんそれぞれ深く掘り下げられているわけではなく、さわり程度だ。これを読んで将棋が強くなるわけではない。それでも、これから将棋を始めたい方(指したい方も、観たい方も)や、久々に将棋を再開したい方にとっての良い導入本となるだろう。
将棋を強くなりたい人には、一緒に付いてくる将棋ソフトが役に立つだろう。次の一手や詰め将棋のミニゲームも入っている。
書籍コーナーに配置
この本の前書きで、将棋本とPCソフト(CD-ROM)を一緒にした理由の1つとして「書籍と一緒にすることで書店の将棋書籍コーナーに本製品を設置してもらい、ふだんコンピュータ将棋ソフトに触れない方々にリーチし、お求めやすい価格で提供することで興味を持ってもらう。そして本製品を購入した方々の何割かに、今後最新版のPC将棋ソフトの購入を検討してもらえれば」という内容が述べられている。
この狙いは少なからず成功していると私は思う。何を隠そう私自身が今日書店の将棋コーナーに行ってこの製品のことを知ったのだから。私は本屋や家電量販店によく行くが、PCソフトやTVゲームソフトの販売コーナーに行くことはないので、最近の市販将棋ソフトの実物に触れたのは久々かもしれない。
商用将棋ソフトの良いところは、単に将棋が指せるだけでなく、役に立つミニゲームが付いていたり、企画次第では本製品のように紙媒体も味方に付けられるところだろう。
商売が成り立つことで、頂点を目指す将棋ソフト開発にもより力が注がれることになると思うので、好調な販売となることを祈りたい。