Android向け対局時計アプリ「チェスクロイド」をAndroid Marketに登録しました
//移転しました。
完成
「Android向け対局時計アプリ開発中(1)」、「(2)」と開発過程を紹介してきましたが、このたび正式にAndroid Marketに登録しました。
Android端末向けなので、例えば現時点でいえばNTT docomoのXperia、SoftbankのHTC Desireなどで使えます。(iPhoneやiPadでは使えません。)
特徴
- かんたんスタート
- 左側をタップすると右側、右側をタップすると左側のカウントが始まります。どちら側を先手にするかの設定は不要です。
- 5つの持ち時間ルールに対応
- フィッシャー/ブロンシュタイン/シンプルディレイ/砂時計/秒読みに対応しています。もちろん最も単純な切れ負け(サドンデス)も可能です。それぞれのルールの意味については「ボードゲームにおける持ち時間のルールまとめ」などを参照下さい。
- 持ち時間設定
- 0分から90分まで設定可能です(10分以降は5分刻みとしています)。
- ディレイ(秒読み)設定
- 0秒(切れ負け)から60秒まで設定可能です。
- サウンド設定
- 手番変更時のサウンドのオン/オフと、ラストカウントダウン時のサウンドのオン/オフの設定が可能です。
- 背景の変更
- 本アプリの特徴として、左側を黒背景、右側を白背景としたデザインが挙げられますが、左側を白背景、右側を黒背景に入れ替えることも可能です。
- 手数カウント方式の設定
- 将棋のように1人が着手するごとに手数をカウントする方式と、チェスのように2人が着手すると手数をカウントする方式*1の2つから選ぶことができます。
- 英語対応
- Android端末の言語設定を英語にすると、アプリ内の用語が英語表記になります。
注意点
Androidは海外ユーザーが多いことを考慮し、持ち時間ルール設定の初期値をフィッシャー、手数カウント方式設定の初期値をチェス方式としています。
将棋や囲碁で一般的な持ち時間ルールと手数カウント方式にするには、Settingsメニューのルール設定で「秒読み」を選び、手数カウントで「2人あわせた手数を表示」を選んでください。
*1:厳密に言えば、それぞれのプレーヤーが個別に手数カウンターを持つ方式です。