将棋の神様〜0と1の世界〜

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」&「チェスクロイド」作者がおくる、将棋コラム

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Web上の著作権物の扱いなど

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Web上の著作権物の取り扱いは、非常に複雑な問題だ。


Googleニュースが有料広告の掲載を開始しようものなら、新聞社の法務部門から記事の使用停止を要求する書簡が怒涛のごとく押し寄せる恐れがあることが、ベータ版にとどまっている理由だ。(中略)
ニューヨーク大学によると、公正使用は、コメントや評論、報道、調査、研究、教育において認められる行為で、使用する個所の著作権物全体に占める割合や、その用途が営利的なものなのか、完全に非営利的あるいは教育目的かなど、いくつかの要素が考慮されるという。(中略)
たとえば、ラップ・アーティスト、エミネムの最新CDのレビューを書くために、歌詞の一部を引用する必要があった場合、そうした行為にはまったく問題はない。あるいは、関節炎に関する医学記事や、高速インターネット接続を導入している世帯の割合に関する調査結果など、こうした内容の要約を行なう必要が生じた場合も(妥当な範囲内であれば)許される。しかし、著作権物の見出しを含む全文という形でニュースコンテンツを収集し、それをビジネスにする行為は、問題に直面する可能性がある。

9月1日、といえば81年前に関東大震災が帝都を揺らし、壊滅させた日としてこれまでは記憶されてきたが、今後、新聞関係者の間でだけは、Googleニュース日本版がスタートし、日本のマスメディア(新聞)業界に激震が走った日として記憶されることになるのだろうか?

結論を先にいえば、リンクを張ることは、単に別のホームページに行けること、そしてそのホームページの中にある情報にたどり着けることを指示するに止まり、その情報をみずから複製したり送信したりするわけではないので、著作権侵害とはならないというべきでしょう。(中略)
リンクを張られて困るような情報ははじめからホームページには載せるべきではなく、また載せる場合であっても、ある特定の人に対してのみ知らせようと考えているときは、ロック装置を施してパスワードを入力しなければ見られないようにしておけばよいだけのことではないでしょうか。